ふたりのウルトラマン
昨夜の再放送、NHK「ふたりのウルトラマン」を録画で見た。
(初回の放送は、4/28の夜)
「ふたり」というのは、「ウルトラシリーズ」の脚本家で、
沖縄出身の金城哲夫と上原正三の二人。
ここでは上原が金城のことを語り、
ウルトラマンの誕生秘話を含めたドラマになっていた。
また、ご存命の方々のインタビューも交えての構成だった。
復帰前後の沖縄の立場と、うちなーんちゅとしての誇り。
金城の夢、円谷プロの内情、挫折、帰省。
沖縄海洋博との関わりから、
もがき続けた果てに飲酒による事故死まで。
あの頃、私は4つ離れた弟と一緒に、
「ウルトラQ」から始まったシリーズを楽しみに見ていた。
初代のウルトラマンより、
数字の取れなかったという「セブン」が、私は大好きだった。
初めて知った多くの真実。
ウルトラマンの故郷「ひかりの国」は、沖縄を意味すること。
彼が守りたかったもの。守れなかったもの。
わずか37歳で空に帰った金城哲夫(配役:満島真之介)を、
あそこまで追い詰めたものは何んだったのか。
泣けて泣けて仕方なかった。
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