流れ星 最終回
このドラマ、
毎週は見てなかったんです。
NHKで「10年先・・・」の
すぐ後に、似たような
「リサ」 という役名の上戸彩。
久々の竹野内 豊。
担当医に松田翔太。
「契約結婚」 が
どう展開していくのか、最初は興味津々でした。
ただ、健吾の妹(北乃きい)が病気という設定がどうもね。
(あ、そうでなくちゃ、ドラマは成立しないんだ。)
兄の修一(稲垣吾郎)の行動もついつい読めちゃうし・・・。
予告編なんか見てないから
最終回は、修一が誰かに刺されるのかとも思いました。
そしたら、まあ、やるじゃない。
妹の通帳を修一の家に黙って届けるなんて、
まるで 「キューピッド」 役を買って出たようなもの。
やっと、「妹離れ」 ができるようなったんだ。
修一こそが、このストーリーのキーパーソン。
ゴローちゃんの演技、マツコがめずらしく誉めていたよね。
出会いもラストシーンも、 「クラゲ」 がきれいでした。
「海月」 って書いて 「クラゲ」 と読むことも初めて知りました。
ラストシーン、
後ろから抱きしめるのは
「あすなろ白書」 の
取手の特許でしょ。
木村拓哉はあのシーンで
多くのファンの心を
わし掴みにしたんだもの。
ふたご座流星群がよく見える夜の展望台。
出会った時と同じように、クラゲの水槽の前で二人。
「帰ろう。」 もう一度、 「帰ろう。」
修一のこのセリフがとっても良かった。
その短いことばに、修一の思いのすべてが込められていた。
「帰りたい。」・・・それは、リサの強い願いでもあったのだから。
コブクロの歌う ♪~「流星」、クリスマスに買いに行こうかな。
追 記 12月22日
ドラマを見られなかった mickey さんのために
騒ぎの責任を感じた健吾は、警察へ出頭する。
修一は、リサの留守電に自殺をほのめかすようなメッセージを残す。
ビルの屋上から飛び降りたのでは・・・と思われるシーンにどきどき。
一年後、マリアは高校に復学し、健吾は運送会社、
リサはペットショップで働いている。
そして、自殺したと思われた兄の車椅子を押しているリサ。
リハビリは快調のように見えたが、
ある日、修一はまたリサの通帳を持って姿を消してしまう。
驚くことに松葉杖を置いて、スタスタと真っ直ぐに歩いて・・・。
修一はその通帳を、健吾の家の郵便受けに入れる。
今まで妹を金吊るとしか見ていなかった彼の、
初めての兄貴らしい決断。
迷惑を掛けた妹に、本当に幸せになって欲しいと願って・・・。
健吾とリサ。 展望台での再会。
「帰ろう。」 「一緒に帰ろう。」
それだけで十分だった。
遠くの空に、ふたご座流星群の最初の星が流れていた。
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