ウイン ☆ クリスマスの奇跡

ロミママ

2011年12月28日 16:32

   安曇野市に、
   ワンちゃんと参加できる
   バスツアー があります。
 
  
   私はその様子を
   よくブログで見ながら、
   楽しそうだなぁ、
   うらやましいなぁと
   思っていました。


   スタッフさんちには、
   私の愛犬ロミオと同じ犬種のシェルティーもいるので、
   毎回このかわいい2匹からも癒されていました。

   
   さて、 暑い8月の日 のことでした。  

   一匹のゴールデンレトリーバーが家族と森を散策中、
   サルの群れに遭遇して驚き
   そのまま  迷子 (行方不明) になってしまったのです。 
     (大事な注意 : ツアーのお客様ではありません。)

    名前はウイン、毛色はベージュ、9歳 ♀ 。 
    26kgで首輪は抜けたままです。
   

   飼い主さんは東京から来ていたのですが、何日も必死で捜し回り、
   警察や保健所にも届け、一旦は東京に戻りました。
   
   そのあとは、ダイヤモンドバスのわん旅スタッフさんが
   ブログで呼びかけたり、チラシを配ったり、新聞に広告を載せたり
   お休みの日も広い範囲で懸命に捜索活動をしていました。

   ただ、有力な目撃情報が乏しく、
   どこでどうしているかなと私も心配していました。


   やがて夏が過ぎ、秋が過ぎ、今年も  雪の季節になって・・・。



   クリスマスイブ、
   私は ロミオを思い、
   そして12月26日
   わん旅さんの記事 に
   目が留まりました。

   「ウインが
   見つかりました!」




   自慢のウインの毛並みはボロボロ、体も痩せてがりがりですが、
   それでも無事に保護されていたのです!

   読みながら、まるで自分のことのように嬉しくて  涙が出ました。

   東京から飼い主さんも迎えに来られ、実に4か月ぶりの対面。

   ウインは、一体どこをさまよっていたのでしょう。
   手作りごはんしか口にしないのに、何を食べていたのでしょう。


   とにかく、生きててくれて良かった。

   わん旅スタッフさんがずっと諦めないで、
   地道な捜索活動を続けていたからこそ、無事に保護できたのです。


   ペット受難時代と言われ、
   また震災後のペットたちの運命にも心を痛めていましたが、
   これはまさしく クリスマスの奇跡!!  


   捜索にあたったすべての方と、サンタクロースと、神様と、
   空から舞い降りた天使たちに  感謝しています。



   そして、もし神様がもうひとつ願いを叶えてくれるなら、
   もう立ち上がれない隣りの  ユキのために
   どうか寒い冬の間は 「天国」 を長期休業にしてください。


   どうかユキが、春のやさしい光に包まれて、
   ゆっくり庭のサクラを眺めることができますように ・・・ 。

   

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