あんかけ五目ラーメン
女川での初めての食事が、こちらでした。
2月9日の夕方。
お昼がまだだったので早い夕食にしたのです。
お店は、地元でもボリュームが評判の 「三秀」 さん。
復興を誓った 「きぼうのかね商店街」 にあるお店です。
お待たせしました。
ええっ??
大盛りは、
注文してません、と
つい言いそうに。
左に見えるの、
れんげですからね。
メンは細く、スープはやや甘めのしょうゆ味。
具だくさんで美味しくて、¥840。 長野だと ¥1000 でも無理。
東北へ出掛ける前、聞かれました。 「何しに行くの?」
そもそも、動機が不純だったのです。
自分の書いた 「詩」 を、尊敬する先生にちょっと褒められただけで、
とたんに私は有頂天になってしまいました。
これを直接届けたら、きっと喜んでもらえるかもしれない。
そう勘違いして、「歌いに行きます」 と手紙も出しました。
だから、到着後に声を掛けてもらえるだろう、と期待していたのです。
でも、それは、なかった。 ((+_+))
ああ、嗚呼。 妄想ボランティア??
ミエミエのやさしさを押し付けているようで、恥ずかしくなりました。
私、思い上がっていたんだわ。
何しに来たのかと落ち込み、部屋で気持ちを立て直す。
それで、夕方の4時15分頃、タクシーでここまで来たというわけです。
ラーメン屋さんでは、津波の前と後の航空写真集を見せてくれました。
ここのメニューは、「ハーフ」 で注文すれば、
麺も丼も一度に味わえる、とあとから教えてもらいました。
お腹がいっぱいになった後は、いくつかのお店をのぞいて、
「アートギルド・カンパニー」 さん でコーヒー。
震災後に若者たちが立ち上げた、女川町初のデザイン会社です。
6時も回った頃、宿泊村へ戻るため、
商店街の奥にあるタクシー会社へ行きました。
「すみませ~ん。 1台、お願いします。」
「あっ! タイミング、悪いねぇ。 クルマみんな出ちゃってて。
石巻あたりまで飛んでくとさ、すぐ帰ってくるわけにいかなくてぇ。
そうだなぁ、うーーん、 1時間待ち だねぇ。」
(゜_゜>) (-_-メ) (T_T) つ・づ・く
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