地雷ではなく花をください
覚えてますか?
黒い耳をした、うさぎの
サニーちゃん のこと。
カンボジアと聞いて
私が真っ先に思い出したのは、
本棚にある
4冊の絵本でした。
柳瀬房子さんの文章に
葉祥明さんのイラスト。
1996年に
1冊目が発売されています。
「この本一冊で
カンボジアの10㎡の地雷原がきれいな土地に生まれ変わります。」
当時、私はシンガポール出身の女の子に英語を習っていて、
この絵本が教材に使われたことがありました。
サニーちゃんが持っていたのは黄色いたんぽぽの花でしたが、
きのう、 「僕たちは世界を変えることができない。」 を見た後、
実家の近くの荒れ地にコスモスが咲いているのを見て
またこの絵本を読み返したくなったのです。
話題になっていることにすぐ飛びついても、
ちょっとボランティアをした気になっても、
時間が経てばそのことをすっかり忘れてしまっている私・・・・。
ブログを読んだってそうです。
変わらなければと思いつつ、情けない位
4年前からちっとも成長できていない自分がいます。
自分を
変えるって
どういう
ことだろう?
世界に
目を向けるって
どういう
ことだろう?
向井クン、きゃあ! ・・ の次に、
本気で考えなくちゃイケナイことって、なんだろう?
私にも続けてできることって、なんだろう?
4冊目の 「ありがとう 地雷ではなく花をください」 は、
完結編として1999年に出されました。
柳瀬さんのあとがきの中に、
「・・・ 20世紀に祈りを ・・・ 21世紀に希望を託し ・・・ 」
ということばがありました。
10年以上も経った今、
その 希望の花 は、世界中にどれだけ増えたでしょうか?
関連記事