2007年07月30日

かがやく笑顔のワケ

「第20回全国操体バランス運動研究会」  
というやたら長い名前のセミナーを、長野で開催したのは
4年前、2003年の9月。

大会の実行委員長が父、事務局をかって出たのが私です。

6ヶ月の準備期間は実にすさまじかった。 
老いても子に従わない父と、性格のキツイ娘のたび重なるバトル。 
お互い言い出したら聞かない、引かない、曲げやしない。
  
それでもなんとか妥協点を見つけて、
必要な作業のほとんどを二人でこなしました。


大会当日の2日間、自然体の父とは対照的に、
私はトラブル処理のため会場中を走り回っていました。

でも、私たちを支えてくれた家族、父の教室のメンバー、保健婦さん、
ボランティアさん、そして関係者の皆さんのおかげで、
父が望んだ「長野らしさ」を出すことができました。

すべてにおいて、父の企画力、動員力はすごかった。icon22
 
以後、私は大会のたびに父に同行するようになり、
操体指導者として父が果たしてきた役割を少しは理解できたような
気がしています。


それにしても忘れられないのは、
長野大会で、大きな花束を受け取ったときの父の笑顔。

ホントにいい顔してた!face02 最高だった! 

ひたむきに生きてきたからこそ、父は今もこんなに輝いている。
・・・そう思います。

          
icon12 「父さんの出番、まだまだあるよ!」 icon12
  


Posted by ロミママ at 19:13Comments(0)父と操体法と太極拳

2007年07月26日

ま、ま、まさかの89!

   「そんなにやつれちゃって大丈夫?」 と周りから言われるはずでした。
   2月から環境がガラッと変わり、
   いくらノーテンキな私でもひどく落ち込み、眠れない日もありました。
   気力体力共に限界でした。あれから半年近く、久しぶりの人間ドックで、

   「あ、お腹引っ込めちゃダメ!普通にしてて下さい。」 
   「face03  は、はい、フツーですね。」

   「えーっと、89ね。」  「え? 89ですかぁ!?」
   「あと1センチでメタボリックね。運動して下さいよ、運動!」

   があぁ~ん!! face08 うそだあ!icon08
   まさかこの私がメタボリック症候群一歩いや1センチ手前? 

   絶対測り方間違ってる! 
   メジャー斜めじゃないの?やつれた私はどこよぉ?

   若い頃の私は「ヤセの大食い」と言われ、ヘンな自信がありました。 
   ところが最近は日々ストレスとの戦いで「やけの大食い」。 
   おまけにソファーでごろん、ごろんが大好き。

   とたんにウエストはゴム、服のサイズはM→Lに。ホントに体は正直です! 
   それにしても89とはマイッタ! 
   柳原可奈子ならカワイイから許せるけど、
   私は色気より食い気のただのオバサン。
   ああ、face07 オンナも終わりです。  
 
   icon09 反省そして教訓     体のたるみは   心のたるみ
                     油断大敵      気のゆるみ
                     動かざる者     食うべからず
 
 
   そこへ友達からicon28バイキングの誘い。 
   ソファーからどっこいしょと起き上がって、
                  
                 さあ、 face10icon10 どーするワタシ!?
  


Posted by ロミママ at 12:53Comments(1)健康/美容

2007年07月19日

驚き! 「人体の不思議展」

  ついに父を誘って行って来ました、「人体の不思議展」。

  脳も、神経も、筋肉も、骨格も、内臓も、
  どんなリアルな写真でもホンモノにはかなわない。
 
  150点近いプラストミック人体標本のひとつひとつを、
  前後横斜め、あらゆる角度から覗き込んで、しっかり見てきました。

       face01 人体のしくみのなんて精密でなんて美しいこと!

  まさに操体法の橋本敬三先生が 
  「からだの設計にミスはない」 と言われたとおりです。
  私たちの体はもともとよく作られている。・・・・それが操体の基本理念です。
 
  すべてが「百聞は一見にしかず」、驚きの連続でした。
  そして、神様から与えられたこのすばらしい体と命を、
  決して粗末にはできない。
  もっと自分の体や心をいたわってあげよう、と思いました。


  会場の出口に
  「あなたの脳年齢と骨密度は?」という測定コーナーがありました。
  めずらしく親子でチャレンジ。
       
       結果は   父 : 脳年齢→78歳    骨密度→同年比較 124%
               娘 : 脳年齢→43歳    骨密度→同年比較 110%
              そりゃーもう、二人とも喜んじゃって大変です!

  家に戻って真っ先にこのことを母に報告すると  
  「みんなが喜ぶような採点になっているんじゃないの?」 ?? 

      がくっ!! icon07  
  


Posted by ロミママ at 15:18Comments(3)健康/美容

2007年07月15日

2度あることは3度ない、ないっ!

  今回で、二度目でした。 (;一_一) 

  大騒ぎした一度目はかなり前だし。
  最近のはだいぶスムースに入るから心配ないよ、って母は言うし。
  もしバリウムで引っかかれば胃カメラ飲むんだから同じだよ、
  ・・・ とも言われたし。

  ところが私の体は、明らかに外部からの異物の侵入を拒否していました。

  第一関門、のどを通らないっ。    あううううっ! face08
  だましだまし、ハイ、食道を降りていく。    うええぇーっ! face03  

  胃に入ってカメラが仕事を始めると
  なんだか具合が悪くて     うが~  うが~っ  おぐわーっ! 
 
  鼻からSOSを送ったつもりが、「声出さないでください」 って注意され 
  横向きだからお腹が苦しくて、
  ジーンズのボタンを外してもらいたかったけど、
  通じないから自分でやっとゆるめたら、
  「動いちゃダメです」 って再び厳重注意。

  「もうすぐです」 って励まされても、
  「どのくらいすぐですか?」 って聞きたいほど長く、
  「はい終りましたよ」って言われた時は、 
  涙目で、ふらふらで、測ったら血圧も高く、
  結局前回と同じ別室で40分も横になって休みました。

                     
            face10 は~あ~ぁっicon10 (ため息)


    (*^^)v  来年はバリウムで。 イチゴ味のM でお願いします。

    


Posted by ロミママ at 17:45Comments(3)健康/美容

2007年07月02日

きっかけは先生のひとこと

  「仙台にすごい先生がいる!」 face08
  「痛くない方へ動かすだけで、体の痛みがとれるらしい」
  という評判を耳にしたのは、1977年の暮れ近く。
  父は年明けすぐに、仙台の橋本敬三先生を訪ねます。
 
  最初は、実際に先生が父の体を診てくれました。icon23
  そのあとは、先生が治療する様子を何度も見せてもらいます。

  「先生にやってもらったら、体がスーッと楽になった」
  「操体法が、実に簡単で快適なのには驚いた」 父はこれだと確信します。

  長野からは遠いねぇ、という話のあと、父は先生から
  「しっかり覚えて、地元の保健婦さんに教えなさい」 と言われたのです。face01

  先生のそのことばが忘れらせず、使命感に燃えた父は必死に技術を習得し
  1982年から、県内各地で保健婦さんと一緒に
  「操体法」の普及活動を始めることになりました。icon22

  その頃、父はすでに60歳を越えていました。

  そして、そんなに一生懸命だったことを、当時の私はほとんど知りません。
  


Posted by ロミママ at 08:20Comments(0)父と操体法と太極拳