2013年02月19日

エルファロの女将さんと

エルファロの女将さんと  diary 私の 「女川レポート」 も
  きょうで終わりになります。

  スペインタイル工房で
  楽しい時間を過ごしたあとは、
  近くのお店で、
  あの 「うにラーメン」 をいただき、   
  その日は早めに
  エルファロさんに戻りました。

  フロントで夕食を頼んで、
  しばらく部屋でくつろぐ。



  予約の7時にレストランへ行くと、
  他のお客さんはみんな町に出て食事をしているらしく、
  face10 あら、まー、私ひとりだけでした。 


エルファロの女将さんと  こんな大きい
  ホタテ!!

  お刺身。 
  焼き魚。 
  カキフライ。 

  好きなもの
  ばかり!
  


  



   

エルファロの女将さんと  一人じゃなきゃ
  ビール飲んだかも!

  いちばん
  美味しかったのは、
  肉厚で脂がのっている
  「焼き魚」 でした。

     ヽ(^o^)丿
 



  そして、このお膳を運んで下さったきれいな方が、
  トレーラーハウス・エルファロさんの face07 女将さん、
  佐々木里子さんだったのです。
   

  食後のコーヒータイム。
  
  「お手紙いただいてました。 みんなで読みましたよ。」

  速達で 「祈りの海-希望のあしたへ-」 の詩を送っておいたので、
  目を通してもらっただけでも嬉しい、と思いました。
  
  そのあと、女将さんから当時のお話を伺いました。

  津波で旅館とご両親が流されてしまったことは知っていましたが、
  face08 ビックリしました。
  わずか2週間で、新しい家を買うことを決めたと言うのです!!

  「子供たちを転校させたくなかったので。」
  女将さんは、小学生から高校生まで4人の子供のお母さんです。

  「震災で良かったことは、子供たちとの時間が持てたこと。」
  なんてスゴイ人だろうと思いました。

    
  12月28日の 「エルファロ開村式」 では、
  「被災地で苦しんでいる人たちを、灯台のように照らしていきたい。」
  ・・・ と涙ながらに挨拶されました。
  それを見た私は、遠くからエールを送ってあげたいと思って
  「祈りの海」 の詩を書いたのです。

   ♪~ 光の 道しるべ いのちを 照らして

  ここは特に、エルファロさんを意識して。
  でも、私のそんな歌など、face10 全く必要なかった! 

 
  励ましたいとか、勇気づけたいとか、何かしてあげたい、というのは、
  被災者の方に対して、どこかで 「上から目線」 だったかもしれない。
  はっとしました。  恥ずかしくて歌うどころではありません。
  

  「良かったら、またぜひ来てください。 
   あれから、またこんなに元気になったのですね、って
   皆さんに必ず言ってもらえるように、私たちさらに頑張ります。」


  とても華奢な体なのに、どこにそんな強さがあるのでしょう。
  それは、私が町で会った女性の方に、共通して感じた部分です。


  「こちらの女性は、皆さんとてもたくましいんですね。」

  女将さんは、少し微笑んで答えました。  

  「女川の女性は、海の男たちを支えていますから。」  (*^^)v




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Posted by ロミママ at 21:27│Comments(0)大震災/災害
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