2013年03月27日

NHKドラマ 「ラジオ」

NHKドラマ 「ラジオ」  昨夜、NHKドラマの
  「ラジオ」 
  見ました。

  3・11から10ヶ月、
  仮設に閉じこもる
  女子高生の
  「某ちゃん」 は、
  ラジオに出演させられ、
  何もしゃべれず余計に落ち込む。

  「話せないなら文字で表現したらいい」
 
  心配した父親は、励まそうとブログを書くことを勧める。



NHKドラマ 「ラジオ」  生放送中にかけたCDは、
  がんがんのロック。

  その曲と某ちゃんのメッセージを
  東京で聴いた一人の男性が
  思わずコメントを書き込み、
  そこからやりとりが始まっていく。



  ブログに心の内を吐き出し、素直なことばは人の心を打ち、
  FMの仲間にも支えられて、笑顔を取り戻していく某ちゃん。

  でも、瓦礫の受け入れについて書いた記事で、 ブログ炎上。

  
  自分はこの先どうやって生きていったらいいのか、悩み、迷い、
  そして最後は、某ちゃん自身が決める、自分の歩いて行く道。



NHKドラマ 「ラジオ」  某ちゃんの表情が
  次第に明るくなっていく。

  青空に似合うのは、
  やっぱり笑顔だよね、って思う。




  このドラマの舞台は、
  震災の一か月後に地元の人たちによって作られた
  「女川さいがいFM」 で、
  その若いスタッフや町の人たちをモデルにしています。

  
  ラストのバス停のシーン。
  東京にいた飛松が、再び故郷の女川に帰ってきます。

  star 「君の言葉と音楽に呼び戻された」  劇中で最も好きなセリフです。 

  震災で亡くしたが僕には君くらいの娘がいた、と言う飛松に、
  某ちゃんは最後まで本名を明かさない。


  ドラマを見ながら、私は某ちゃんと一緒に泣きました。
  それぞれの人が抱える苦しみや悲しみに、心が痛みました。

  そして、2月に訪れた女川の町を思い出していました。


  だってあのバス停の場所は、私が元気をもらった 
  「きぼうのかね商店街」 なんだもの。

 

NHKドラマ 「ラジオ」  瓦礫の中から出てきた
  古いお店の看板文字。

  お茶を飲んだ
  「ダイシン」 さんで
  見せてもらいました。






NHKドラマ 「ラジオ」    この 「女川カレー」 は、
    炊き出しの中から
    生まれたメニューです。


    今でも
    あの気まぐれな訪問が、
    私にとって
    どんな意味を持つのか、
    答えは出ていません。 

    
    わかっていることは、
    ただ一つ。



   新しい駅舎に、もし 「きぼうのかね」 が付け替えられたら、
   私はもう一度、女川の町を訪ねたいと思っています。

   その頃までには町の復興も進み、
   鮮やかなスペインタイルやみんなの思いが、
   一度色を失くした女川の町をきっと明るく甦らせているでしょう。 
 

   こんなにステキなドラマをありがとう。  

    がんばっぺ!  女川!  (*^^)v

   



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Posted by ロミママ at 22:13│Comments(0)大震災/災害
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